タイメックスは、コレクションで最も注目を集める「Q TIMEX」シリーズに、新たな36mmケースを採用するモデルを発表した。ひとまわり小さいサイズを求める声に応え、4カラー展開で6月4日より発売開始する予定だ。
ユーザーの声に応えて誕生した新モデル
タイメックスは2021年の新作として、同社のコレクションの中で非常に高い人気を誇る「Q TIMEX(キュー タイメックス)」の新たなモデルを発表した。
このコレクションは、1979年に発表されたアーカイブピースを復刻したもので、そのスポーティでレトロな外観や手軽さから注目を集めている。ムーブメントを機械式から電池式(クォーツ式)へと本格的に移行する時期に登場したこのモデルは、クォーツの頭文字“Q”をコレクション名に採用。
ケースにつながる織り込みのステンレススティール製のブレスレットや、コインを使ってユーザー自身で電池の交換が可能なハッチ・ケースバック構造、そして何より特徴的な、赤と青のツートンカラーを取り入れたアルマイト加工の回転式ベゼルなど、オリジナルが持つ雰囲気をそのまま再現している。
今回登場した36mmモデルでは、ベゼルのツートーンカラーは採用せず、上品さを演出するためにワントーンで統一。オリジナルモデルとは雰囲気を異にする。
オリジナルに合わせ、これまではケース直径38mmで展開してきた「Q TIMEX」だが、今回登場したのは2mm縮小した36mmモデルだ。小型の時計を好む愛好家や、女性ユーザーから数多くの要望があったために、今作の実現に至ったという。
タイメックス「Q TIMEX(キュー タイメックス)」
クォーツ。SS(直径36mm)。50m防水。2万4200円(税込み)。2021年6月4日発売開始。
タイメックス「Q TIMEX(キュー タイメックス)」
クォーツ。SS(直径36mm)。50m防水。2万4200円(税込み)。2021年6月4日発売開始。
36mmというサイズは、同社が米軍用に開発したミリタリーモデルと同じことから、汎用性や実用性の高さ、そして何よりも重要な装着感については実証済みだ。オリジナルから2mmのサイズダウンに伴ってバランスを損なわないように、ブレスレット幅の調整やリュウズのサイズなどに細かな調整を施している。また38mmモデル異なる点としては、ダイアル上のインデックスは全てアプライド仕様になっていることが挙げられる。
タイメックス「Q TIMEX(キュー タイメックス)」
クォーツ。SS(直径36mm)。50m防水。2万4200円(税込み)。2021年6月4日発売開始。
タイメックス「Q TIMEX(キュー タイメックス)」
クォーツ。SS(直径36mm)。50m防水。2万4200円(税込み)。2021年6月4日発売開始。
今作のカラーバリエーションは4種類だ。ツートンカラーだったベゼルをワントーンにすることで、上品な雰囲気を強調。オーセンティックなシルバーとネイビーの組み合わせのほか、ピンクゴールドカラーのベゼルにシルバーダイアルを合わせたコンビモデルや、ケースとブレスレットをピンクゴールドカラーもしくはイエローゴールドカラーに統一したモデルも用意される。
カラーバリエーションに問わず、価格は税込み2万4200円で共通だ。2021年5月28日よりタイメックスの公式オンラインストアで予約開始を行っており、発売は同年6月4日となる。多くのファンが注目する人気シリーズであるため、興味を持たれた方は検討を急ぎたい。