ロレックス デイトナ n級の時刻合わせは逆回転で?
ロレックスの時計には、時刻を合わせるために逆回転させなければならないモデルがあります。これは、「逆回転防止ベゼル」と呼ばれる機能を搭載したモデルで、通常のモデルでは順回転で時刻を合わせることが一般的です。
逆回転防止ベゼルの仕組みと目的
逆回転防止ベゼルとは、ベゼルを逆回転させても時刻がずれないようにする機構です。この機構が搭載されているモデルでは、ベゼルを時計回りに回すことはできますが、反時計回りには回すことができません。
逆回転防止ベゼルの目的は、ダイビング中に潜水時間が正確に測定できるようにすることです。潜水中は時が経つのが早く感じられるため、誤ってベゼルを反時計回りに回して潜水時間を短くする可能性があります。逆回転防止ベゼルは、このようなミスを防ぐために設計されています。
逆回転防止ベゼル搭載モデル
ロレックスの逆回転防止ベゼル搭載モデルには、次のようなものがあります。
サブマリーナー
シードゥエラー
GMT-マスター II
エクスプローラー II
時刻合わせの手順
逆回転防止ベゼル搭載モデルの時刻合わせは、通常のモデルとは異なる手順で行います。
1. リューズをねじ込みます。
2. リューズを 1 段階引き出します。 このとき、日付が変更されます。
3. リューズをさらに 1 段階引き出して、時刻調整モードに入ります。
4. ベゼルを時計回りに回して、分針を調整します。
5. 時針を分針に合わせます。
6. リューズを押し戻して、設定を保存します。
注意
逆回転防止ベゼル搭載モデルでは、ベゼルを反時計回りには回さないでください。誤って反時計回りに回すと、内部機構が破損する可能性があります。
まとめ
ロレックスの逆回転防止ベゼルは、ダイビング中に潜水時間を正確に測定するために重要な機能です。この機能を搭載したモデルでは、時刻合わせを逆回転で行う必要があります。手順に従って正しく時刻合わせを行うことで、時計を問題なく使用できます。